私のこのHPの
「横津岳〜精進川鉱山跡」のページを見たという千葉県のSiさんから「会社の社員旅行で函館に行くので、そのついでに、2名で同じコースを山スキーで登って、下りたいのですが、今でもスキー場では登山を禁止しているのでしょうか?」というメールをいただく。しかし、今冬から反対側の横津岳スキー場が閉鎖され、車道もSL公園のところにゲートが設置された。そこから歩いても3時間以上は掛かるようになり、手軽なアプローチはこの七飯スキー場からしかなくなった。

改めて七飯スキー場へ問い合わせてみたら、「事前に届け出てもらって、下山後、連絡を入れるということで許可しています。」とのことである。であれば、道外の方が山スキーでわざわざこの横津岳に登るという機会は滅多にないことなので、案内旁々同行することにして当日を迎える。
ところが、天気は芳しくない。無理しないで行けるところまで行ってみようと、スキー場の事務所に寄り、許可をもらってゴンドラに乗り込む。ゴンドラを下りると、吹雪模様で、本来は見えるはずの横津岳の姿も見えない。しかし、ダケカンバの樹林帯へ入っていくと風は遮られるので、みごとに雪化粧したダケカンバを楽しみながら、30cmほどのの深さの新雪を漕いで進む。これほどきれいに雪化粧のダケカンバも珍しい。青空をバックにしたら非常に映えるであろうが、残念である。途中、1035mポコから精進川鉱山跡へ下りる地点から下を眺めるが、ここも全然見えない。
1085m付近の樹林帯を抜けると、案の定もの凄い風である。すぐ近くに手前のレーダーの建物が見えるはずであるが、それすらも見えない。そこで撤退を決めて、樹林帯の中へ戻って、昼食タイムにする。気温は−14℃の厳しさである。帰りは登りのトレースを辿って戻るが、風の強いところではすでに消えている。再び1035mポコ精進川鉱山跡へ下りる斜面を眺めるが、登りの時よりは見える状況であるが、無理しないことにして、来たトレースを戻り、ゲレンデを滑り降りて、ゴールインする。