合併前の恵山町と函館市の境界線上に位置するこの毛無山と三枚岳は亀田半島では結構存在感のある大きな山容である。
入院中の五稜郭病院5Fから並んで見えるこの2山は、退院したら絶対登ってやろうと思いながら眺めていた(1)。三枚岳は、2年前の3月の積雪期に磐の沢林道から山スキーとカンジキ利用で登頂済みであったが・・・。
○毛無山<東面左股沢ルート>
自宅 7:30
小平治林道〜板小屋林道
| 登り | 地点 | 下山 |
9:05
9:20
9:45 |
沢取付き
源 頭
頂 上 |
10:25
10:17
10:10 |
| [0:40] | 所要時間 | [0:15] |
三枚岳へ
|
この毛無山は、積雪期のアプローチが遠く、登れるとすれば、東面を通る林道利用と藪漕ぎしかないと思っていた。すでに、道南にある他の4山の毛無山(北斗市、森町、八雲町、せたな町)は登頂済みで、一番身近な函館市内のこの山だけが残っていた。この林道が通れるとの情報を得て、数日前に偵察を済ませておいた。
単独で行くつもりでいたが、当日の朝になって、藪漕ぎもやられるFuさんに誘いをいれたら、二つ返事でお付き合いいただけた。市民の森駐車場で待ち合わせて、アプローチとなる偵察済みの小平治林道と板小屋林道を繋いで車を走らせる。
三枚岳の下を抜けると、正面に目指す毛無山が見える。この山も語源はアイヌ語のケナシのはずだが、頂上部には木が生えていないまさに毛無し状態である(2)。
この山に取り付くには、頂上の真東を通過する林道(標高470m付近)から取り付ける2本の沢型を利用するのがベストのようである。沿面距離にして430m、標高差160mくらいもものである。
地元のHYML仲間のSeさんとMiさんコンビは一昨年末、右の沢から取り付いたようなので、
こちらは左の沢から取り付いてみることにする。下から見上げたときに左の沢の方がスッキリとして見えたこともある(3)。
標高510m付近で地図には現れない二股があるが、右を進む。沢の上の方は残雪で覆われていて歩きやすい。標高550m付近で、まだ残雪に覆われた源頭に到着。
その先は背丈ぐらいの笹藪が続き、それらを掻き分けながら進む。目指す頂上が見えるのが心強い(4)。
頂上が近くなってくると、笹藪の丈が膝丈ほどになり、歩きやすくなる(5)。登り始めて、およそ予想通りの40分で
、二等三角点(点名・糸川)が設置された頂上へ到着。三角点はすぐに見つかった(6)。
二等三角点の山らしく、また周りに木がないので、360度の展望は抜群である。ただし、春霞のためか遠望はほとんど利かないのが残念。
すぐ南隣の三枚岳は標高の割には大きな山容で、登行意欲を掻き立てられる(7)。
頂上には、太くて食べ頃のギョウジャニンニクが群生している。休んだ後、それを少し分けていただき、下山を開始する。
藪漕ぎの下りは速い。登りに40分掛かったのに、わずか15分で林道に出てしまった。
下山後、やや物足りなさと時間的余裕もあったので、Fuさんの希望もあり、三枚岳にも登ることにして、林道を戻る。
○三枚岳<東尾根ルート>
10:25 毛無山下山
三枚岳東面林道へ
| 登り | 地点 | 下山 |
11:10
11:20
11:35 |
車デポ地点
東尾根取付き
頂 上 |
12:00
11:55
11:45 |
| [0:25] | 所要時間 | [0:15] |
帰宅 13:15
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地図上に記載されている東面の林道を北側から目指すが、その林道は車が入れそうもないので、途中で戻って、南面を巻いて反対側から入る。少し入ったところに林道分岐があって、その先は、やはり車では入れる状態でない。そこへ車をデポして、林道跡を頂上直下の東尾根の下まで歩く。10分ほどで、東尾根の下に到着。
ここからは、沿面距離230m、標高差85mほどの楽勝モードである。
下の方は藪も薄く、背丈も胸くらいで快調に登っていく(8)。ところが、普通は毛無山同様に標高が上がると、笹藪の背丈は低くなるものだが、ここは、頂上に近づくに連れてだんだん深く、濃くなってくる。
それでも、スタートして25分、藪漕ぎ15分で、木に赤いテープが結ばれた2回目の頂上に立つ。
足元には、三等三角点(点名・三枚岳)もすぐに見つかった(9)。前回は積雪期で、磐の沢林道入口から2時間15分も要して登頂したのとは、別の感慨がある。
頂上の直ぐ下から、先ほど登った毛無山の頂上が見える(10)。
10分ほど休んで下山開始。わずか10分で林道跡へ下り立つ。
目の前に恵山と海向山が見える。その手前にどこから続くのか良く判らないが、立派な林道も見える(11)。
残りの林道跡を車デポ地点まで5分ほどでゴール(12)。藪漕ぎ2山を終えても、まだ12:00といううれしい時刻であった。
病み上がりの、しかも、今年初の藪漕ぎにしては、ちょうど手頃で且つ十分満足できる2山だった。

2日前の「元山〜笹山〜八幡岳」の帰宅後、温泉に入って衣服をすべて着替えたのにもかかわらず、2匹が横腹と脇の下に食いついていたので、途中でもダニチェックしたが、車に乗り込む前に見たら、数匹がジャージーの上に張り付いていた。アブナイ、アブナイ・・・。