大千軒岳(1071.8m) [松前旧道コース〜松前新道コース]
グループ登山(22名) 01,6,09
5:00 函館発
7:00 上ノ国・石崎
8:15 新道コース登山口
| 登山 | 松前旧道コース |
8:35
9:25
10:35
11:20 |
旧道コース登山口
844ポコ
千軒平
頂上着(昼食) |
| [2:45] | 所要時間 |
| 下山 | 松前新道コース |
12:30
13:20 |
頂上発
新道コース登山口 |
| [0:50] | 所要時間 |
14:50 松前温泉(入浴)
18:00 函館着
18:40大懇親会 |
今春異動した前の職場の仲間との昨年のうちからの約束を果たすために、花の一番見頃なこの時期を選んでこの日を設定する。ついでに「北海道の山ML」へも参加者を募ったらなんと22名(札幌方面から10名)もの大パーティになってしまう。
5:00(函館出発)
途中あちこちで合流して、上ノ国の石崎から8台の車を連ねて30km近い林道をくねくね走る。天気予報に反して快晴の空の下にくっきりとした姿で迎えてくれるのがうれしい(1)。22名ものパーティのリーダーとしては、それだけで大安心・大満足である。檜山と渡島の境界にある松前新道登山口へ車2台をデポし、3km 程松前寄りの旧道コース登山口を目指す。

8:35(旧道登山口)
旧道コースは2年前に同じ時期に一度登っているが、そのときは稜線上で物凄い強風に煽られ、せっかくの花を眺める余裕もなく必死で歩いたのを思い出す。その時に比べると、旧道もその後かなり人が入っているようで整備が進んでいる。初めは急な
尾根に取り付くが、新緑が美しいブナ林の中を緩やかにジグを切った道を花を眺めながら、私を先頭に22名が1列になって(2)、コケイラン、ギンリョウソウ、ササバギンランなどの珍しい花のほかにマイヅルソウ、チゴユリ、ユキザサ、ツマトリソウ、クルマバソウ、シラネアオイ、オオサクラソウなどの花を愛でながらのんびりペースで登る。1時間弱で雄大な頂上を沢越しに眺めることのできる844ポコ下で最初の休憩。ここまでは前回に比べて熊の糞もぐっと少なくなっている。

ここからはおもに稜線の北側を歩くので、遅くまで雪渓が残っていたらしいところに遅い春の花が出現するのがみんなうれしいようである。951ポコ辺りから森林限界となり(3)、足元にはハクサンチドリとチシマフウロが出現する。津軽海峡を挟んだ雲海の上に緩やかな裾野を広げた岩木山が見えてくる(4)。また、左手には目指す大千軒岳の頂上もくっきりと見えているのがうれしい(5)。
その頂上と千軒平の花の稜線には結構な人数の登山者の姿も見えている。ちょうど2時間でまず最初の楽しみだったわが国随一ともいわれるシラネアオイの大群落のある前千軒分岐へ到着。やや例年より花が早いようですっかり開き切っていて見頃のピークを過ぎているのが残念であったが、私以外初めて目にするメンバーは大感激である(6)。
10:35(千軒平)
その後、白い十字架の立つ千軒平へ出ると、今度は一面絨毯状態で広がるミヤマキンバイとミヤマアズマギクの群生に歓声を挙げているメンバーの姿がうれしい。そこからは稜線上の西斜面に広がる花畑を眺めながらめいめいのペースで頂上を目指してもらう(7)。

例年のこの時期に比べて1週間から10日ほど花が早いようで、ミヤマオダマキやエゾノハクサンイチゲはピークを過ぎていて、見られると思わなかったタカネオミナエシ(チシマキンレイカ)はまだつぼみ状態で目にすることができた。

その稜線上で、いつもこの時期職場の仲間を連れてくる私の山の原点である若い頃の山の師匠Ya氏に出会う。やがて、頂上直下にわき出る千軒清水へ寄ってラーメン用の水を汲む。そこにはミヤマキンポウゲやミゾホウズキが咲いている。このコースで最もきつい頂上直下の急斜面を詰めて行くと、前をKuさんが背負ってきた大きな西瓜を冷やすために水を入れたバックを手にぶら下げBaさんがフーフー言いながら登っている。それを交替して受け取りなんとか頂上へ到着。二人で暫く肩で息をしながら呼吸を整える。
11:20(頂上)
頂上から雲海の向こうの横津連峰や駒ケ岳、微かに見える羊蹄、その手前の雄鉾岳や遊楽部岳、本州の岩木山や八甲田山など山座同定で賑わう。やがて、別のグループもやってきそうなので、新道コースを少し下った草原のようになった道沿いに一列に座って昼食にする(8)。ラーメン党が圧倒的に多く、日本海に浮かぶ大島と小島を眺めながらそれぞれに楽しい昼食タイムが過ぎる。やがて、Kuさんが運び上げた甘い西瓜が配られる。山で西瓜を食べたのは初体験である。1時間強休みんなで頂上へ戻り、記念写真撮影をして下山に掛かる(9)。

12:30(下山開始)
新道コースを下るが、花も少なく単調な下りである。以前このコースで目にしたベニバナイチゴの花をみんなに見せたくて探しながら下る。木は見つけたが花はすでに終わっているようであったのが残念である。陽射しも結構強く、ブナ林に入るとその涼しさにみんなホッとしている。そこで10分ほど休み、さらに急な道を下る。みんなの感想は「コースは旧道の方が変化があるし、花も楽しめて新道よりずっといいですね。」とのことである。自分もそう思ってこのコース取りを考えただけにうれしかった。50分で新道登山口へ到着。
13:20(新道登山口)
デポしておいた2台の車に運転手だけ乗って旧道登山口へ戻り、車を移動させて来ておよそ30kmのくねくね林道を松前へ抜け、松前温泉(360円、シャンプー・石鹸なし)で汗を流し、函館へ戻る。
18:40(大懇親会)
函館へ戻り、「北海道の山ML」のメンバーは居酒屋へ終結し、明日の恵山登山のために合流したKoさんご夫妻を加えた札幌組10名を道南組7名が歓迎する形の「迎撃オフミ」と称する大懇親会で盛り上がる。